再婚活動で相手を選ぶ時は冷静な判断が不可欠
再婚活動をする際に、最も大切なのが相手選びです。
過去に辛い思いをしているからこそ、次こそは幸せになりたいと誰もが思うものです。
しかし条件や容姿など、相手選びを表面だけ見て冷静に判断したりすると、再び同じ失敗を繰り返すことにもなりかねません。
そこで、ここだけは外せない相手を見極めるポイントを押さえながら、冷静に相手をチェックすることが必要になります。
再婚をツールとして賢く使用しながら、幸せになれる相手を見極めた経験談をご紹介します。
こんにちは。ケイです。
私が再婚活動を始めた時の年齢は30歳、1年間の結婚生活に失敗して、僅か半年後のことでした。
ずっと会社員として勤めていたので、一人暮らしをするのにも何不自由なく、久しぶりの独身生活を楽しくのんびり謳歌していました。
前の相手との離婚原因は相手のわがままな性格についていけなくなったことだったので、私には非が無いことから、再婚活動をするのにも、不安はあまりありませんでした。
むしろ、今度こそ幸せな結婚をするぞ、と意気込んでいたので、地元の結婚紹介所に登録しただけでなく、それ以外にも婚活パーティーや、知り合いの紹介のお見合いなど、積極的に行動していました。
30歳とのことで、結婚紹介所に登録している女性の中ではちょうど真ん中あたりの年齢でした。
未だにある「バツイチ」に対する偏見を賢く利用する
今日では多くのカップルが離婚すると言われていますが、そんな中でも未だにバツイチに対する偏見を感じることが時々あります。
例えば婚活パーティーに参加した時、結婚歴は見せずに参加するパーティーでしたが、男性にどんな相手との結婚を望んでいるのか聞くと、初婚の男性の中には「できれば再婚の人は避けたい」とか、「再婚の人だと何かありそう」という、偏見に満ちた意見をちらほら聞きました。
正直、聞いた時にはムッとしましたが、最初からそういう価値観の男性とはお付き合いしなければいいですし、離婚歴を気にしない理解のある男性はそのようなことは言わないので、相手の人間性や視野の広さを計るバロメーターとして、賢く結婚歴を使用するようにしました。
相手の離婚の原因を冷静に分析して理解する
再婚活動でお付き合いする相手も再婚の場合、自ずと出て来るのがお互いの過去の相手のことです。
どんな理由で離婚したのか?個人の主観だけでなく、客観的に把握することがとても重要ですし、元相手に未練があるような人とは再婚しても上手くいかないので、そこを見極めることも大切だと感じました。
私がお見合いした男性の一人は、前妻が夫婦生活が嫌いで全く応じてもらえず、新婚旅行後に話し合って離婚した、と離婚の理由を教えてくれました。
それを聞いた時は、辛い目にあったんだな、と同情しましたが、よくよく話を聞いてみると、男性にはロリコンの趣味があり、それを強要したため離婚になったことが分かりました。
誰しも自分のことは悪く言わないものです。
相手の過去を冷静に分析して、再婚しても大丈夫な相手かしっかり見極めることが大切だと学びました。
相手の家族構成をよく見て妥協しない
再婚を目指す方は既にご存じだと思いますが、結婚は二人の問題だけでなく、家族の存在も無視できません。
例えば本人はとても素晴らしい人で申し分ないけれど、とても口うるさい母親が同居又は近所に住んでいたり、未婚の兄弟の面倒をみている場合もあるものです。
どんなに素敵な人でも家族構成はどんな状態なのか?結婚後は誰かと同居の可能性があるのかを、しっかり確認しておくことが必要です。
同居と言っても二世帯だから大丈夫とか、どうせ兄弟はそのうち出ていくでしょ、と楽観的に考えて妥協してしまうと、後でこんなはずじゃなかったと、大変なことになもりかねません。
また、再婚だとお互いの子どもの有無も重要です。
子育ては安易な気持ちではできない大変な仕事です。
自分の心に正直に、相手の子どもを受け入れることができるかどうか、自分の正直な気持ちを大切にして判断していきましょう。
相手の過去への姿勢から結婚しても大丈夫かどうかを考える
再婚同士お付き合いすると、どうしても気になるのが前の相手の存在です。
「女性は上書き保存、男性はファイル保存」と言われているように、女性は前の相手をすっぱり割り切っている人が多いですが、男性の中にはまだ前妻に未練のある人も時々います。
そんな相手の本心を見抜くためには、過去にどう向き合っているかを知ることが大切です。
例えばお互いの過去の話をした時に、前妻と似た人を探しているような場合や、やたら前妻の自慢話をする人の中には、まだ前妻に未練があるのに、結婚して忘れようとしていた人がいました。
他にも、過去の離婚から目を背けて、きちんと向き合っていない人だと、また同じ失敗を繰り返すおそれもあります。
離婚の原因を自分なりにきちんと分析して理解し、過去のこととして処理できているかどうかを、会話や態度からしっかり見抜いていきましょう。
まとめ
私が再婚活動で感じたことは、とにかく自分と相手のことを冷静に見て、自分が少しでも疑問に思ったり、何か違うな?と感じる直感には素直に従うことの大切さです。
また、再婚を否定的に言う人は必ずどこかにいますが、絶対に卑屈になることなく、そんな言葉にも負けない、前向きな気持ちで活動することも必要です。
再婚の強みは、何といっても一度結婚に失敗しているからこそ分かる、相手を思いやることの大切さや、現実としての結婚を乗り切っていく覚悟があることです。
好きだからとか、経済的に安定しているからとか、魅力的な条件は一旦横に置いておき、しっかり相手のことをチェックして、今後の人生を一緒に歩んでいっても大丈夫な相手を、見つけていきましょう。