同居している中学生の子供が自分の再婚を嫌がる場合の対処法

同居している中学生の子供がいて、自分が再婚する場合、子供が再婚を嫌がるケースもあると思います。

中学生といえばデリケートな時期だけに、嫌がる子供を押し切って再婚する決断は難しいところです。

この記事では、同居している中学生の子供が自分の再婚を嫌がる場合の対処法について紹介します。

自分の再婚を中学生の子供が何故嫌がるのか理由を聞く

同居している中学生の子供が自分の再婚を嫌がる場合、『何故嫌がるのか』理由を聞く対応が最初の対策です。

中学生の子供が再婚を嫌がる際、下記のような理由が考えられます。

• 知らない人と暮らすのは嫌。
• 自分の父親を取られてしまうかも。
• 再婚相手と上手く付き合えるか不安。

上記のような理由が主になってくると思いますが、いづれも見過ごせない内容です。

再婚後、中学生の子供と再婚相手が上手く付き合えるかは、実際に暮らしてみないと分からない部分で、『きっと大丈夫！』といった対応をしても、子供が納得してくれるとは限りません。

一方、中学生とはいえまだまだ子供の心を持っているので、父親を取られる不安から無条件に再婚を嫌がるケースもあります。

同居している中学生の子供がいて再婚を考える際は、再婚の決断を自身が出す前に、子供の反応を見て嫌がる時は理由を聞く対応が大切です。

嫌がる理由を聞くと次の一手を打ちやすくなり、子供の気持ちを考えた対応にも繋がります。

再婚を考えている女性と子供を会わせてみる対処法

再婚を考えている女性が既にいる時は、子供に会わせてみる手段も対処法の一つです。

再婚を考えている女性と中学生の子供が実際に会えば、『どんな人なんだろう？』『自分と合う女性なのか？』などを子供が把握しやすくなります。

実際に会わせた時は、『嫌がる雰囲気はあるか』『再婚を考えている女性と相性は良さそうか』など、子供の反応を観察する対処法がおすすめです。

再婚を考えている女性と子供を会わせる際は複数回で！

再婚を考えている女性と中学生の子供を会わせる際は、1回や2回ではなく複数回会う場を設けた方が、子供の気持ちを把握しやすくなります。

会う回数が少ないと、恥ずかしさから子供の反応が分かり難い上、父親が子供に対し『どうだった？』と質問しても、『分からない！』や『再婚は反対！』などの回答をされる可能性があります。

一方、再婚を考えている女性も複数回中学生の子供と会った方が、その後の付き合い方を考えやすくなるので、双方にとってプラスな対処法です。

ただし、再婚を考えている女性がいる場合のみこの対応ができるので、いないケースは子供との話し合いによって理解を求める形になります。

子供の要望を聞く対処法

中学生の子供が自分の再婚を嫌がる場合、子供の要望を聞く方法も対処法の一つです。

その際、下記のような点に着目しながら子供の要望を聞くと、自分がどんな対応をするべきか把握しやすくなります。

• いつなら再婚に賛成するか。
• 自分が再婚したら子供はどうしたいか。
• どんな話をしても再婚を嫌がる雰囲気があるか。

中学生の子供に『いつなら再婚に賛成する？』と質問をして、『高校を卒業したら。』と言われた場合、その要望に応えてあげるのが子供のためです。

一方、『自分が再婚したらどうしたい？』と子供に聞いて、子供が『家を出たい。』と答えた際は、前妻と同居できるならその対応を検討する必要があり、同居できない状況なら再婚を見送る選択を考えなくてはいけません。

中学生の子供に対し、再婚を理解してもらうための話をしても、再婚を嫌がる雰囲気に変化がない場合、再婚を見送る必要性が出てきます。

同居している中学生の子供がいて再婚を考える場合は、子供の要望を最優先にして、子供が再婚を嫌がるようなら無理のない判断が妥当な対処法です。

子供の要望を無視して再婚した場合のリスクは？

同居している中学生の子供が父親の再婚を嫌がり、それでも父親が再婚をした場合、子供に与える様々なリスクが考えられます。

リスクの一つは子供の不良化で、真面目な子供でも家庭環境によっては不良になる可能性が高いです。

さらに、再婚相手と子供との相性が悪いと、義理母と子供との『喧嘩』『不仲』なども考えられるため、子供の要望を無視する対応はリスクを伴います。

逆に、子供の理解を得た上で再婚した際は、再婚相手と子供が不仲になった場合でも、子供は父親に対する信頼があるので、頼れる場所があり悪い方向に進み難くなります。

そのため、同居している中学生の子供がいて再婚をする時は、子供の要望を最優先にする対応がとても大切です。

まとめ

同居している中学生の子供がいて再婚を考える際は、子供の気持ちを優先してあげる対応が良いと思います。

中学生の子供の『性別』『性格』によっても、子供の嫌がる反応は変わってくると思いますので、自分の子供に合った対処法が好ましい形です。

私自身、両親の離婚後母親に引き取られ、小学4年生の時に母親が再婚をしました。

その際、私は抵抗を感じなかったものの、中学生の兄は再婚を嫌がっていたので、親の再婚を嫌がる気持ちが分かります。

中学生の子供がいて再婚を考えている方は、是非とも子供の気持ちを最優先にした対処をおすすめします。