離婚する時に特に気をつけるべき最も重要な事とは?
私は4年余りという長い裁判を経て離婚に至りました。
今振り返っても、気力と体力と金銭的なことなど、本当に大変な思いをしたので、2度と経験したくないのが正直な気持ちです。
焦って離婚を進めてしまうと、慰謝料や、養育費など生活に活かせる費用をもらい損ねてしまったり、後からこうしておくべきだったといろいろ後悔することになります。
ご自分とお子さんのために、少しでも離婚後の生活が楽ににスタートできますように。
そのためには何に一番気を付けるべきか振り返ってみました。
私は、自分の経験から我が子の気持ちのケアが1番大切だと感じました。
その理由と、ではどうケアすればいいかなどお伝えしていきます。
離婚により子供の学習環境が変わっても大丈夫かを確認する
子供の元夫に対する離婚前からの様子や、さりげなく気持ちを常に聞き出し、離婚すべきだと言う結論が2人とも同じだと確認ができたので別居に踏み切りました。
それには、10年間の結婚生活を、自分を押し殺して努力してきた自分への「もう、これ以上は無理かな」という思いと、息子を幼稚園は卒園させたくて。
小学校なら話し合いのできる年齢になったし、1年生のうちならまだ転校しても傷が浅いのでこのタイミングがベストだと私が判断したからでした。
子どもは「転校していいよ」とは言ってくれていましたが、それは私に合わせてくれていたからで決して本心ではないと気づいた時はかなり胸が痛みました。
振り返ると幼稚園の3年間や、小学校の1年で、親子共々いいお友達に恵まれ楽しい学校生活を送れていました。
それが、別居が原因でその生活を手放し、引っ越し先の学校では通学班のご近所の子と息子が上手くいかず。
私も仕事に、家事に忙しすぎてママ友付き合いどころではなくて。
何もかも捨てて一から新しい環境に飛び込んだものの現実は甘くなく。
何度も「前の学校のままの方が、お友だちにも恵まれて子どもは幸せだったのでは。
私のせいでごめんね」とふとした時に思い出してはしばらく後悔の日々でした。
実際、シングルマザーのお友だちの意見を聞くと、子どものために転校しない範囲内で引っ越したという子が大半でしたね。
もし、お子さんが話合いできる年齢に成長されていたら、さりげなく話を聞き出し、お子さんの気持ち第一で慌てることなくよく話し合って決めることをおすすめします。
慌てずに、最善の方法を親子で結論出せたらベストですね。
親の都合でお子さんの環境を変えたことへの謝罪の気持ちを常に持つ
シングルマザーとしてひとり親で大切なお子さんを育てる環境は、どんなに頑張っても信頼できるパートナーと2人でいる方に比べたら、やはりいろいろ大変です。
いくらお子さんがついてきてくれても、それはお母さんのことを思って合わせてくれているからです。
私のようにやむなく環境を替えたり、仕事が忙しすぎてさみしい思いをさせてしまったりしたら、時間をどこかで作ってお子さんの気持ちとしっかり向き合いましょう。
その時に、離婚はどんな理由でも親の都合。
お子さんを巻き込んでしまったことへの「ごめんね」の気持ちは忘れずにいたいですね。
まとめ
シングルマザーになったのは正解だったと私は自信を持って言えます。
ですが、子どもに申し訳なかったなと後悔していることもいっぱいありました。
大切なお子さんを守るためにも、日々の生活の中でお子さんの様子をみながら、気持ちの変化などにアンテナを張りましょう。
中には不登校になったり親子関係がこじれるケースもあるので、お子さんの気持ちを十分考慮するのも必要ですね。
離婚はお子さんの協力あってこそ成り立ちます。
お子さんへの感謝と心のケアを常に忘れず、家族みんなで離婚という新しいスタート目指して行けるよう頑張りましょう。