再婚相手が嘘をついていた時どうする?許せる嘘と許せない嘘の境界線

再婚相手から嘘をつかれていた場合、『許せる』か『許せない』かは嘘偽りの内容によって変わってくると思います。

嘘をついた『背景』『事情』を知っても、許せない嘘はありますので、どんな理由があろうともついてはいけない嘘は避ける必要があります。

しかし、『どんな嘘がダメで、許される嘘な何?』と疑問の方も多いほど、『許せる嘘』と『許せない嘘』の境界線は難しいところです。

この記事では、再婚相手の許せる嘘と許せない嘘について紹介します。

再婚相手の許せる嘘とは?

許せる嘘は、一般的に『取り返しがつく嘘』というケースが多いので、再婚相手の許せる嘘も『取り返しがつく嘘』が許せる境界線だと思います。

取り返しがつく嘘の主な具体例を挙げますと、下記のような内容が考えられます。

  • 将来に影響を与えないような嘘。
  • 常習性を感じない嘘。
  • 道徳に反していない嘘。

人によって嘘偽りに対する許容範囲には差があるでしょうが、上記のような内容の嘘だと許せる人の割合の方が多い傾向です。

『将来に影響を与えない嘘』とは、嘘偽りによって相手の将来を左右させない内容で、例えば『自分を過大評価する』『過去で精算した誤ち』などが考えられます。

『過去に精算した誤ち』は、前結婚生活中の『浮気』や『借金』以外が対象で、これらを含まない過去の誤ちは許される可能性が高いです。

一方、常習性を感じる嘘は許されないケースが多いものの、常習性を感じない嘘なら許される可能性は高いです。

道徳に反するような嘘は許されない傾向ですが、道徳に反していない嘘は許してあげる人が多いと思います。

具体的なところだと、『犯罪』『社会人としてのルール違反』『相手の人権を損害』などに該当しないような嘘についてです。

再婚相手の許せない嘘とは?

再婚相手の許せない嘘は、許せる嘘の真逆に該当するような内容が多く、下記のような嘘偽りが考えられます。

  • 相手の将来に影響を与えるような嘘。
  • 常習性を感じる嘘。
  • 道徳に反している嘘。
  • 自己中心的な嘘。

相手の将来に影響を与えるような嘘は、取り返しがつかない嘘になるため、嘘というよりも騙す行為に近いです。

道徳に反している嘘も、人間として許せない気持ちになるケースが多いので、再婚相手の許せない嘘になると思います。

自己中心的な嘘とは、自分を守るために人を騙すような嘘などで、『自分のことしか考えていない?』という不信感を相手に与える可能性があります。

嘘の常習化は信頼を失う原因に!

常習性を感じる嘘は、再婚相手の許せない嘘の一つですが、許さないだけではなく信頼を失う原因になります。

『また嘘をついている!』という感覚は、『どうせ嘘!』に変わっていくケースが多く、許せるような嘘でも不信感が許さない気持ちを高めます。

そのため、日常的に嘘をつく人はチョットした嘘も許されなくなる可能性があるので、嘘の常習化は避ける必要があります。

嘘を許すかは2人の関係性次第?

再婚相手の『許せる嘘』と『許せない嘘』は、2人の関係性によっても変わってくると思います。

浅い関係性の場合、チョットした嘘でも許されない可能性があるのに対し、ある程度の絆が生まれていると許さない方が良いような嘘でも許されるケースがあります。

深い関係性は好ましいものの、冷静な判断ができない可能性もありますので、再婚相手の嘘に関しては絆を考えない対応も必要になります。

こんな嘘許せますか?

下記に幾つかの嘘を記載しますので、許せる内容か判断してみて下さい。

  • 安定した収入がないのに、安定した収入があると嘘をつかれた。
  • 浮気経験が多いことを隠された。
  • 多額の負債を隠し、借金は無いと嘘をつかれた。

人によって許せるかの判断は異なるでしょうが、上記のような嘘は一般的に許せない嘘です。

しかし、2人の関係性によっては目を瞑るケースもあるので、再婚相手の借金を抱えた状態で再婚生活をスタートするカップルもいます。

一方、再婚相手に対する愛情が強く過去の浮気経験に関する嘘を許して再婚した場合、再婚後浮気をされる可能性も考えられますので、愛情だけで嘘を許す判断は避けたいところです。

再婚体験者が語る再婚相手の『許せる嘘』と『許せない嘘』

私の兄は40代で初婚の女性と再婚をしていて、再婚相手に対し『許せる嘘』と『許せない嘘』があるようです。

許せる嘘は、『過去の交際経験人数』『再婚前に購入した車の借金』などで、いづれも再婚した後に事実の相違があり嘘とバレましたが、仕方がない嘘として兄は許したと言っています。

一方、許せない嘘は再婚相手の性格の偽りについてで、『温厚な性格』と再婚前は言っていたのに、再婚後温厚とは真逆の性格だったようです。

『気性的』『性格的』な部分の偽りは嘘と言いがたい部分ですが、兄からしてみると理想的な女性と掛け離れているらしく、今でも再婚相手の性格に対し不満を漏らしています。

私の兄の場合は、これらの内容が再婚相手の『許せる嘘』と『許せない嘘』ですが、人によっては兄が許せる嘘でも許せない嘘になるケースも考えられます。

まとめ

『再婚相手の許せる嘘と許せない嘘』は、嘘をつかれた側の価値観によって判断が変わるようで、犯罪に関係する嘘偽りを除き『必ず許せる嘘』『これは絶対に許せない嘘』という見本的な嘘はないと思います。

一方、愛情は冷静な判断を失わせるケースもあり、相手を思う気持ちが大きな嘘を許し、時には嘘を許した自分を後悔する場合も考えられます。

そのため、再婚相手の嘘を許す場合は慎重に考える必要があって、許さない場合も許さなかった判断を後悔しないような対応が理想的と言えそうです。

マリッシュ

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