前妻と同居している中学生の子供が前妻の再婚を嫌がる場合の対処法
前妻と同居している中学生の子供が前妻の再婚を嫌がり、子供自ら父親に相談してきた場合、子供のためになる対応を考える人がほとんどです。
しかし、前妻に対し『中学生の子供がいるんだから再婚するな!』といった対応はできないでしょうし、どんな対処をすれば良いのか悩む方も多いと思います。
この記事では、前妻と同居している中学生の子供が、前妻の再婚を嫌がる場合の対処法について紹介します。
自分が子供と同居できるようなら同居を提案する
中学生の子供が前妻の再婚を嫌がり、子供が自分に相談してきた場合、同居できるようなら子供との同居を提案する方法も対処法の一つです。
その場合、中学生の子供はなんで前妻の再婚を嫌がるのか確認する必要があり、子供の言い分を踏まえた上で判断する対応が好ましいと思います。
例えば、子供が『再婚相手の人と暮らすのが嫌!』という理由で再婚を嫌がる場合、自分との同居を提案する流れが子供のためになります。
一方、子供の言い分によっては、自分との同居を提案しなくても対応できるケースがあって、そのケースとは下記のような内容です。
- 再婚相手と一緒に暮らす生活に不安を感じ、母親の再婚を嫌がる。
- 母親の再婚は認めてあげたいけど、自分が中学生の時に再婚するのはやめて欲しい。
- 問題を乗り越えて母親と同居を継続したい。
上記のような内容が子供の気持ちに該当する場合、自分との同居を提案するより、子供に再婚への理解を求めるような対応が良いと思います。
中学生の子供と同居を提案する際は、受け入れる体制を整える必要があり、その上前妻の許可をもらうなど色々なハードルがあります。
そういった点を考えますと、前妻の再婚を嫌がる子供の理由によっては、自分との同居以外の対応を行い、『これは子供と同居した方が良い!』という状況の時は、子供との同居を選ぶ対処法が良いと思います。
場合によっては、前妻に子供が再婚を嫌がっている現状を伝え、子供を考えた対応をお願いする方法も対処法の一つです。
ただし、前妻に話をする際は、再婚に対し反対するような意見は避けた方が無難で、再婚に否定しない対応の方が、前妻は耳を傾けてくれる可能性が高いです。
前妻の再婚について子供の理解を得る対処法は?
前妻の再婚について子供の理解を得る対処法は、前妻の話を柱にした説得方法が考えられます。
一例を挙げますと、『お母さんの将来を考えると、少しでも若いうちに再婚した方が良いと思うよ。』など、前妻の将来について子供に考えさせる対応も一つの対処法です。
他にも、『子供はいつか巣立っていくのだから、その時お母さんが1人になってしまうよ。』といった話も子供の理解を得る効果的な会話です。
将来を見据えた話を子供にする
前妻の再婚を中学生の子供に理解してもらう場合、前妻の話を柱にする話題を紹介しました。
さらに、『子供の将来を見据えた話』を子供にする方法も一つの手段です。
例えば、『今は自分が暮らす場所を自分自身で選べないけど、近い将来は自分で暮らす場所を決めて、自分で生活していくんだよ。』と子供に対し話しをしたとします。
それを聞いた子供は、『母親の再婚が自分の将来を決める訳ではない。』という感覚を持つ可能性があり、再婚への理解に繋がるケースもあります。
中学生の子供が女の子の時は注意が必要!
前妻と同居している中学生の子供が女の子の場合、前妻の再婚時には特に注意が必要です。
前妻が再婚をすると、それまで他人だった男性が家庭内に来るため、中学生の女の子からすると大きな不安になります。
私の兄の奥さんの話ですが、兄の奥さんが中学生の時、母親が10歳年下の男性と再婚をして一緒に暮らすようになったそうです。
そんな中、入浴一つにしても『浴室に再婚相手が入って来るのでは。』という不安を感じ、自宅にいるのが嫌になったと言っていました。
実際、再婚相手とのトラブルはなかったようですが、子供に落ち着く場を与えられない状況は避けるべきですので、中学生の女の子がいる家庭の再婚は、特に注意したいところです。
子どもたちが母親(前妻)の再婚を嫌がった場合どうするべきか?
私は離婚をしていて、前妻が中学生と大学生の女の子2人を引き取っています。
今のところ、前妻が再婚をする気配はないので、子供も私も安心していますが、もし前妻が再婚をする時は子供を引き取るつもりです。
子供達も、『母親が再婚したら家を出る!』と言っているので、私は子供達の意見を尊重したいと思います。
中学生の女の子はデリケートな時期のため、ちょっとした家庭環境の変化でも反抗的な態度を取りがちです。
そのため、中学生の女の子を前妻が引き取っていて(前妻が)再婚する場合は、父親が可能な限りフォローする対応が子供のためになると思います。
まとめ
前妻と同居している中学生の子供が前妻の再婚を嫌がる場合、『中学生』という年頃の時期を理解した対応が大切です。
中学生は、大人のような態度を見せる時があるものの、内面はまだまだ子供の心を持っています。
さらに、傷つきやすい年頃でもあるため、強引な決断は親の信頼を失う可能性も考えられます。
そのため、中学生の子供から前妻の再婚について相談された際は、親身になって話を聞いてあげる必要があり、場合によっては前妻と話し合いの機会を設けるような対応も必要になると思います。