再婚の説明を子供にする時の3つの重要な注意ポイント

子連れで再婚することを考えた時、気になる事は子供に対してどのように話すかですよね。

そこで、子供に対して、自分が再婚することを説明する時に気を付けるべき注意点を紹介します。

子供に再婚の話をする時の3つの注意点

子連れで再婚をするとき、その再婚を成功を左右させる最も重要な要因の一つに、子供に再婚することを上手く伝えることができるかどうかです。

子供に上手に説明するために気を付ける注意点は3つあります。

1つ目は、タイミングです。

いついうのか、日にちは決まっても、時間帯はどうなのか?

子供にとって、ベストなタイミングを見つけなくてはいけません。

2つ目は、必ず自分の口から言うことです。

再婚を告げることを考えるくらいの時期になると、再婚相手や、再婚相手の家族とも、子供と一緒に会うことがあるかもしれません。

ですが、再婚の話については、間違っても再婚相手から言ってもらってはいけません。

必ず、自分の口から子供に伝えるようにしましょう。

最後の3つ目は、今後の子供との関係や再婚相手との関係を考えた場合、特に大切なことです。

それは、自分が再婚することについて、『子供に許可をもらう』という考え方をしないことです。

子供に対して、

「お母さん(私)が再婚をしてもいい?」

「再婚しても、あなたは嫌らない?」

「あなたが再婚することを嫌がるなら、再婚しないわ」

などと、子供に再婚の判断について可否を聞いてはいけません。

3つの注意点、意外に思われるポイントもあるかと思いますが、それぞれの理由を詳しく説明させて頂きます。

子供に再婚する話をするタイミングに注意すべき理由

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「再婚を伝えるタイミング」については、良く考える必要があります。

そして、ベストなタイミングは、子供の年齢によって大きく変わります。

まず共通して言えることは、子供が自分のことで、いっぱいいっぱいであろう時期は避けるべきである、ということです。

例えば、子供が中高生なら、学校の行事前やテスト前、部活の試合前などは、それだけでストレスフルな時です。

そんな時期に再婚の話を切り出すのは、やめておいた方がいいでしょう。

また、思春期は友人関係、異性関係でも悩みやすい時です。

子供がそのようなことで悩んでいないか、十分に把握しておくこともじゅうようです。

もしも、何かに悩んでいるようなら、一緒に解決したり、見守るなどして、その問題が解決してから再婚を切り出した方が良い結果になりやすいでしょう。

子供が小学生以下であったり、小さな子供の場合は、思春期ほどストレスはないと思いがちですが、そうではありません。

実は、保育園に通うような子供でも、発表会前などは緊張しているものです。

思春期の子供ほど、人間関係などには気を使わなくてもいいかもしれませんが、行事前などは極力避けましょう。

再婚の話をする時期としておすすめの日時

再婚の話を伝える時間帯については、朝よりも夜のほうがゆっくり話せていいでしょう。

そして曜日は、休みの前など、その話をした後に考える時間をゆっくりと取れる日が良いです。

土日休みの方ならば、週末に予定が入っていない金曜日の夜などが、おすすめです。

再婚の話を自分の口から子供に直接言うべき理由

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再婚について、再婚相手や他人から、自分の子どもに伝わってしまうようなことは、絶対に避けてください。

このような人生における重要なことを、親から直接聞かせてもらえないことほど、子供を傷つかせることはないからです。

特に、恋人がいることを隠していて、子供にとって再婚が寝耳に水になるような状態である場合には、尚更注意が必要です。

再婚を伝えると同時に、「両家で顔合わせを」ということもよくあると思います。

そのような席では、子どもも、何かが「いつもと違う」と感じます。

ある程度年齢が達していたり、勘のいい子供だと、その時点である程度の予想がついているでしょう。

ですが、再婚については、必ず、自分で言い出します。

とはいっても、なかなか言い出しにくくて、つい相手に頼りたくなることもあるかもしれませんが、再婚は、自分の意思だということをしっかり伝えることが親の責任です。

最悪なのは、全くの第三者から子供の耳に入ることです。

もしもそのようなことが起きてしまうと、場合によっては、子供は親に対して疑心暗鬼になってしまうこともあります。

なので、子供にきちんと再婚のことを伝えるまでは、当人同士以外の人には、よっぽどの事情がない限り伝えないようにして、情報管理を徹底することが得策です。

再婚の許しを子供にもらう姿勢を取ってはならない理由

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再婚の可否について、子供に決定を委ねてはいけません。

本来、子供と親は全く別の人格で、それぞれが自分の人生を決める権利があるからです。

当人同士が話し合って、再婚を決めたのであれば、それを伝えればいいだけであり、間違えても「あなた(子供)が嫌なら、私(自分)再婚はしない」など言ってはいけません。

これは、子供のことを思いやっているように一見みえますが、実際には、子供に自分の人生の責任を負わせようとしていることに違いありません。

子供は、親の人生の責任を負わされるほど辛いことはありません。

よく、子供のために仕事を辞めたなどと聞きますが、これと同じです。

「自分が子供といたいから、仕事をやめる」

という話ならわかりますが、

「子供のために辞める」

というのは、子供にとってはいい迷惑なのです。

「親が幸せになれないことや、好きなことができないことは、自分のせい」

と、子供が思うようになりまる

子供の意見を行くことは、表面的には優しい親の態度を示しているように見えますが、子供にとっては、逆にプレッシャーを与えることになるのです。

再婚することが、自分と子供の全員にとって幸せな選択である思っているなら、それを素直に伝えればいいのです。

「再婚したら、子供がつらい思いをするかもな」

と思い、自分が、その状況を辛いと思うのであれば、再婚を辞めればいい話なのです。

決して、親の人生を子供に委ねてはいけません。

再婚を子供に伝える時の大事なポイントについては、こちらの記事でもさらに詳しく紹介させていただきました。

再婚を子供に説明し、伝える時に気をつけるべき10のポイント!

マリッシュ

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