バツイチ女性が離婚のトラウマを克服して再婚活を前向きに進める方法

離婚の経験があると、どうしても初婚の人と比べて、他人に触れてほしくないデリケートな部分が心の中にあります。

再婚活動で色々な人と出会うと、中にはそんな触れてほしくないデリケートな部分に、悪気無く踏み込んでくる人も、少なからずいるものです。

しかし、いちいち落ち込んでばかりいては、再婚を叶えることはできません。

離婚のトラウマを乗り越えて、再婚活動を前向きに進めるための、おすすめの方法をご紹介します。

再婚活動をする前に自分の心と正直に向き合う

再婚活動を始める前に、絶対にしておいた方がいいのが、自分の心と正直に向き合うということです。

離婚は結婚の何倍もの労力を要するというだけに、離婚後はすっかり疲れ果てて、そんな心の余裕なんて無いという人も多いかもしれません。

私も30歳で離婚した時、心身共に疲れ果てて、しばらくは自分と向き合うことができませんでした。

今、何をしたいのか考えても、大好きな映画を見たり、美味しいものを食べたいと思うだけで、親から再婚活動を勧められても、婚活したいとはとても思えませんでした。

しかし、時間と共に心の傷が癒えてくると、もう一度再婚して家庭を作りたいという気持ちが大きくなり、再婚活動を始めてみることにしました。

離婚をすると、誰しも周囲に再婚活動を勧めてくれる親切な人が、一人や二人はいるものです。

しかし自分が再婚したいと心から思わなければ、流されて再婚活動を始めても、続けることが難しくなってしまいます。

まずは自分の心と正直に向き合って、今の自分は何をしたいのかを、ありのままに感じて受け止めていきましょう。

何故離婚に至ったのかを自分の中で分析してみる

心の傷がある程度癒えて、再婚活動をしたいと思ったら、自分が離婚した原因ともしっかり向き合うことが大切です。

私の場合離婚の原因は、相手がとてもワガママな人で、作った食事に文句を言ったり、一年間の結婚生活の大半を、気分で無視されたりしたことから、誰の目から見ても、相手に非がある離婚でした。

しかしいくら相手が悪いと言っても、そんな相手を選んだのは自分です。

辛いですが、離婚に至った原因を考え、しっかり客観的に分析してみることにしました。

休日にお気に入りのカフェに出かけ、紙に結婚に至るまでの経緯と、結婚後の生活、お互いのその時の態度を書き出して、そこから離婚の原因をじっくり考えることにしました。

アパートの部屋ですると、気分が滅入った時に立ち直れなくなると思ったので、あえて明るくてたくさんの人がいる、大好きなお店ですることにしました。

そこで分かったのは、元相手はそもそも性格的に結婚に向いていないのに、私と長い時間一緒にいたくて結婚をしたという事実でした。

そのことが分かってから、私に元相手を選んだということ以外非が無いと納得できたので、自信を持って再婚活動に臨むことができました。

再婚活動には明るく前向きな態度で臨む

再婚活動をしていると、色々なタイプの人と出会うことになります。

相手が離婚経験者の場合だと、時々ふと話しかけた内容が、その人の地雷だったということも少なからずあります。

ある冬の婚活パーティーで出会った男性は、とても明るいムードメーカーといった、楽しい雰囲気の人でした。

私ともう一人の女性と三人で話して盛り上がっている時に、話の流れで私が

「彼女ができたら、今の時期はスキーとかスノボとか行きたいですか?」

と聞いたところ、急に明るかった男性の表情が強張り、

「あの、実は前の妻とね、スノボで知り合ったんですよ。だからそういうのはキツイなぁ…」

と声のトーンが落ちただけでなく、テンションまで下がってしまい、場が凍りついてしまいました。

私はすぐに謝りましたが、「いや、いいんですよ」と言いながら、男性のテンションは戻らず、結局会話はおしまいになってしまいました。

誰しもデリケートな部分に触れられると、動揺するし、話したくないものですが、婚活パーティーでいちいち落ち込んでいては、キリがありません。

できれば、明るく会話を切り返して、話しを繋げていくことができるといいと思いました。

トラウマの場所の近くに行くことになっても明るく乗り切る

夫と再婚活動でお付き合いしていた時、夫がクチコミサイトで探してきた、郊外の人気のパスタのお店へ連れて行ってくれました。

しかし車で行ってみると、そこは結婚していた時に住んでいた家のすぐ近くでした。

一瞬、嫌な記憶が蘇って息が苦しくなるくらい動揺しましたが、頑張って平静を装い、「過去は過去。今は関係ない!」と何度も自分に言い聞かせました。

おかげで夫に動揺を気づかれることもなく、気が付けば楽しく食事をすることができました。

トラウマを気にして暗い気分になってしまうと、せっかく会ってくれている相手に気を遣わせることになってしまいます。

再婚活動を成功させるためにも、お互い楽しい時間が過ごせるよう、配慮することは大切だと実感しました。

まとめ

離婚のトラウマはとても大きいことから、仕事のストレスみたいに、気分転換をしたから無かったことにする、というわけにはいかないと思います。

しかし、いつまでも過去のトラウマに拘って、些細なことで俯いてばかりいては、幸せな再婚を叶えることはできません。

過去は過去として理性的に受け止めて、明るく前向きな気持ちで再婚活動を続けてけるよう、工夫してみましょう。

マリッシュ

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