アラサーのバツイチ女性が婚活で男性の心を鷲掴みする会話術とは
再婚活動を始めると、婚活パーティーや合コン、お見合いなど、様々な場所で出会いがあります。
しかしどの場所でも、主にすることは会話です。
如何に気合の入ったメイクやお洒落をしてきても、会話が盛り上がらなければ、出会いをお付き合いに繋げることは難しいものです。
自分に合った相手を見つけるために是非意識したい、相手の心を掴むおすすめの会話をご紹介したいと思います。
容姿や体格よりも服装や髪型を褒める
私は再婚活動を始めた時、ちょうど30歳でした。
登録した結婚相談所に在籍していた女性には、20代の人も多く、実際婚活パーティーに参加してみると、可愛らしい容姿の人や、若くてキレイな人もちらほらいました。
パーティーが始まり、座っている女性の前に男性が順番に移動しながら、3分ずつ話しをすることになった時、ある男性が私の隣の女性に「素敵な服ですね」と話した後、私に「大きいですね」と話しかけてきて、ちょっと傷ついたことがあります。
確かに私の身長は165cmで、女性では大きい方かもしれません。
しかも長年スポーツをしていたことから、決して華奢とは言えず、それがより大きく見えた一因だということも知っています。
何となく気まずくなりかけたので、大きいことをネタに話しをしたら、婚活パーティーなのに、「強そうだ」とか「足が速そう」と褒められて、苦笑したのを覚えています。
また、身長以外にも、太っている人や痩せている人など、色々な容姿の人がいます。
容姿の特徴を話題にすると、誤って地雷を踏む可能性がありますが、服装や髪型など、意識して頑張ってきたことを褒めると、相手も悪い気がしないですし、会話の糸口になると思います。
趣味や住んでいる地域など共通の話題を見つける
再婚活動で会話を盛り上げるためには、お互い共通の趣味があるのが一番手っ取り早いです。
しかし共通の趣味がある人と偶然出会うチャンスは、少ないかもしれません。
そこでお勧めなのが相手の趣味や住んでいる地域に対して、しつこくない範囲で色々聞きながら褒めるということです。
私がお見合いで会った男性は、歴史小説を読むのが趣味の人でした。
私は歴史小説は殆ど読んだことがなかったのですが、「歴史小説ってかっこいいですよね」と褒めたり、「小説の舞台になった場所に行ってみたりするの?」など、分かる範囲で質問してみると、男性はとても喜んで、歴史の話を色々教えてくれました。
他にも住んでいる地域の名物を「美味しいですよね」と褒めたり、その土地の面白い場所に出かけた話をするのも、盛り上がります。
特にたくさんの人と一度に会話をする婚活パーティーだと、どうしても判を押したように、同じ質問と答えを繰り返してしまいがちですが、ちょっと意識して相手の好きなものに踏み込むことで、会話を広げていくことができます。
喫煙や飲酒の習慣を否定しない
ある婚活パーティーで、出会った女性が喫煙の習慣があると知り、途端に態度を変えた男性を見たことがあります。
女性はしばらく楽しそうに会話していた男性から、「俺は煙草を吸うけれど、どう思う?」と聞かれ、「私も吸うから気にしないよ」と正直に答えました。
すると男性の態度が一変し、「煙草を吸う女性はちょっと…無理だな」と言って、離れて行ってしまったそうです。
また、私は当時日本酒が好きだったことから、婚活パーティーで出会った男性と、どのお酒が美味しいかという話で盛り上がりました。
しかし、散々話をしてパーティーが終わりになると、
「話は面白いけれど、女の子なんだからお酒はほどほどにね」
と言われて、しゃべり過ぎたことを後悔したことがあります。
煙草やお酒を嗜むのは個人の自由ですが、もし煙草やお酒を嗜む人が好みでない場合は、本人に面と向かって「苦手」とは言わず、そっと心の中で再婚相手から外す目安にするのがいいと思います。
自分より格上の相手にも堂々と話しかける
婚活パーティーに参加していた女性で、一度いかにもキャリアウーマンといった、凛とした雰囲気の女性を見たことがあります。
会場の入口に、全員の最終学歴と勤務先の載った紙が置いてあったのですが、その女性は見た目と違わず学歴も職歴も一流で、男性達が気後れして、誰も話しかけられずにいました。
会場のあちこちで、殆どの人が誰かと楽しそうに談笑するパーティー後半になっても、その女性は一人で飲み物を飲んでいました。
するとある男性が女性に近づいて、「僕が相手じゃつまらないかもしれないけれど、よかったらお話ししませんか?」と勇気を出して話しかけました。
女性はパッと顔の表情が柔らかくなり、それから最後まで、その男性と楽しそうに会話していました。
どうやら近くで聞いていると、男性は女性に引け目を感じて自分を誇張したりせず、ありのままの自分で堂々と接している様子でした。
女性もそんな男性を快く受け入れて、二人は最後にカップル成立して、お付き合いすることになりました。
まとめ
再婚活動を続けていく上で、会話はとても大切です。
しかし、話しを盛り上げようと無理をしたり、相手を否定するような言葉を使うと、途端に場の空気も冷めてしまいます。
自分を良く見せようと気負ったりせず、相手のことを思いやって会話をすることで、自ずと会話は弾んでいくものです。
相手の心を掴もうと頑張るのではなく、相手の心を受け止める優しい気持ちで、ポジティブで楽しい会話を心がけていきましょう。