外見ではなく、価値観のあった中身ある人と再婚すべき
離婚となった原因は人それぞれであるかと思いますが、そこで「子供の存在」が問題にならない夫婦はいないのではないかと思います。
独身から結婚して、始めて子供がいる環境となるのですから、生まれてようやく大きな存在である事に気付きますし、またトラブルの原因にもなります。
女性は出産を機に様々変わりますが、男性があまり変わらないのは世の常です。
「私ばっかり大変なのに」という女性側の想いはよく聞かれます。子育てへの理解の無さから離婚するケースは本当に多いですよね。
子供を大事にするという価値観の男性
最初の結婚と明らかに違う条件を求める事になりますが、何より考えなければならない事は子供の事です。
子供を父親に渡す事がない限り、子供が最優先事項になりますので、「子供が嫌い」「子供の事は二の次」というような男性は100%再婚相手から外さなくてはなりません。
そこを間違えると、恐らくその再婚もうまくはいかないはずです。
そのように考えると、相手に対する自分の感情、好意的な気持ちは勿論必要でしょう。
そしてその好意的印象にプラスする要素として「子供の事をよくみてくれそうだな」「いいパパになりそうだな」という子供ありきの目線があるもしれません。
初婚の時は考えもしなかった、新たな目線で再婚相手を見極めている、と言えると思います。
また、相手の経歴も気になります。
相手も再婚となれば、当然子供がいる可能性もありますし、もし独身であれば、再婚後に子供が欲しい、となるかもしれません。
自分の子供の事を考えると、相手と自分の子供、再婚後の子供の接し方(接してもらい方)も考えなくてはいけません。
そうなると、再婚前に将来のヴィジョンもしっかり話せる人でないと長くは続けていけないと思います。
とにかく自分の意志、恋愛感情的なものだけでは再婚へと踏み切れません。これは子持ち女性の宿命であり、義務であると思います。
離婚から学ぶ、結婚条件の見直し
独身の時、結婚の条件として何を考えていたのだろう、と思い返してみると、もちろん自分の事第一となると思います。
一般的に外見や職業、学歴やお金があるか。そのような事を条件に挙げる人が多いでしょう。確かにそれらが整えば幸せになれそうな気がします。
しかし実際の所は最初の結婚で学べるのですが、まず、外見は変わってきますし、一緒にいるとそれ程気にならなくなります。
学歴はあっても、子供の教育に対する考えが夫婦で一致しなければ揉めます。
学歴よりも「学習」に対する考え方が一致するかどうかが大事です。
そして職業やお金に関しても、良い地位でお金持ちであるかどうかより、どのようにお金を使っていくか、生活や将来に関してどうやってお金を使っていくかという価値観が合わなければ意味がありません。
お金はあるけれど、家庭を顧みず仕事ばかりでは駄目ですし、趣味やレジャーに散在する人も再婚相手としてはNGです。
家族の事を考え、その為にお金を使ってくれる人でないと子供の将来も心配です。
つまり、再婚相手の条件としては「子供の事を考えてくれる人」「自己本位でない人」が大前提です。加えて「話合いができる人」。
これも大事であると思います。離婚に至った理由の中に、“きちんと話ができなかった”と言う人が多いような気がします。
お互いが嫌になり、もう話す事も嫌になってしまった、話しても噛み合わない意味がない事が分かった、など話合いに至らないケースも多いです。
もう少しきっちり話合いの場が持てれば、状況は変わったり離婚には至らなかったと思う事もあります。しかしそれができないので離婚になっているわけです。
そして根本ですが、「価値観が合うか」。これがすべてと言えるかもしれません。子供、金銭問題、元々これらが合っていれば話合いの必要もなくなります。
外見や社会的地位。それはそこそこでも良いのです。「子供を第一に考える」という価値感を元に、「話合いができる人」。
結局は中身を重視した再婚の条件となるようです。