幸せな人生を手に入れるために再婚相手に求める条件とその理由

結婚は、好きという気持ちやお互いの見た目の肩書、収入などの条件だけでは幸せになることはできません。

しかしいざ、再婚活動を始めると、気になるのが相手の様々な条件です。

年収はいくらないとダメとか、住んでいる地域、容姿はこれくらいじゃないとダメなど、女性も男性も再婚相手に対する様々な希望があるものです。

本当に幸せな再婚を目指す上で、絶対に外せないいくつかの条件とその理由を、ご紹介していきたいと思います。

お互いの職歴と収入の確認だけでなく経済感覚も要チェック

私は30歳の時にバツイチになり、離婚後半年で再婚活動を始めました。

職歴は中堅のメーカーに会社員として勤務、学歴も平凡だったことから、全国展開の大手の結婚相談所ではなく、地元密着の結婚相談所に登録することにしました。

結婚相談所では、それぞれのファイルに年収と勤務先が記載されています。

私は地元の人と結婚するなら、共働きを希望していたので、一般的な年収がある人なら、それ以上は望んではいませんでした。

しかし、あまりにも転職が多くて定職に長い期間就いたことのない人や、お金の使い方にだらしがいない人との再婚は、現実的ではないと思い避けました。

また、実際お付き合いしてみないと分かりませんが、夫婦になると、お互いの経済感覚が近い相手が、生活していくのにとても楽です。

そういう意味でも、お見合いや婚活パーティーに参加したら、相手の持ち物や趣味、休日の過ごし方などの話しの中から、どんな経済感覚を持った人かを観察していくことも、必要だと思います。

再婚相手の生活感覚が派手過ぎて自分と不釣り合いだと感じる相手や、逆に質素すぎてついていけない場合は、どんなに相手が素敵な人でも、よく考えなければいけないと、私は思います。

家族構成と同居の有無は妥協できない大切なポイント

再婚するとなると、当然新しい相手の家族のことが関わってきます。

再婚相手がとても優しい人だからといって、その家族が優しい良い人とは残念ながら限りません。

そのため、再婚相手が結婚後に両親との同居を希望した場合は、「きっとご両親もいい人だろうから、一緒に住んでも大丈夫」、と安易に考えるのは危険です。

相手の両親と同居するということは、どんなにいい人同士でも、色々と大変なものです。

相手の家族と同居してもいいのかどうか、経験者の話を聞きながら日頃から自分の気持ちを考えておくのが良いでしょう。

事前にこれだけは譲れないポイントをまとめておくことを強くお勧めします。

中には、両親以外にも、祖父母や兄弟との同居が条件の人もいます。

再婚の約束をする前に、結婚後の家族との同居はどうなるかを必ず確認して、どんなに相手が魅力的でも、自分の妥協できる条件でない場合は、お断りする勇気を持つこともじっくり検討するの大切です。

相手の子どもとステップファミリーになれるかどうかも大切

再婚同士の結婚には、前の相手との子どもの問題も関わってきます。

私は子どもがいなかったのですが、将来は自分の子どもを育ててみたいと思っていました。

そのため、自分の子どもを育てる前に、相手の子どもを育てることはできない、と考えていました。

また、当時勤めていた会社が、まだ入社4年目だったことから、再婚後ももう少し働いてみたいというのも理由でした。

子どもを育てるというのは、半端な覚悟ではできないことだと思うからこそ、子どもの問題だけは絶対に妥協せず、自分の気持ちに正直に従うことが、相手や相手の子どもにとっても、一番良い選択になります。

子どもが別居で元相手のところにいる場合も、慰謝料や養育費など、経済的な負担のある場合が多いです。

きれいごとや世間体ではなく、心からの本当の気持ちで、「相手の子どもと真の家族になれるかどうか」、再婚の約束をする前にしっかり考えることが大切です。

相手の結婚観や生活感覚が自分と似ている人を選ぶ

再婚活動でお見合いや婚活パーティーを始めると、様々なタイプの異性との出会いがあります。

話をしたり食事をしたりしている間に、お互いがどんな人なのか、しっかり見極めるのが重要ですが、その中でも特にしっかり見極めなければならないのが、「相手の結婚観や生活感覚が、長い結婚生活を営む上で自分と合っているか」です。

私が婚活パーティーで出会ったある男性は、性格的には穏やかで堅実な経済感覚を持つ、とても結婚に向いた雰囲気の人だったのですが、結婚観が極端で、「〇月までの婚活で相手と出会って、来年の3月には結婚式を挙げる。あと少ししか時間が無いのです」

と何度も言っていました。

あまりに同じことを言い続けるので、

「3月に結婚した後は、どんな結婚生活をしたいですか?」

と聞いたら、口ごもって何も答えることができませんでした。

どうも「いついつまでに結婚すること」がゴールとなっていて、結婚がスタートだと考えている人ではありませんでした。

結婚式は一日ですが、結婚生活はそれから続く数十年と長い毎日です。

結婚式が目的で、結婚生活に対して前向きで現実的なビジョンが無い人とは、幸せな再婚はできないと感じ、いわゆる条件はとても良かったのですがお断りしてしまいました。

まとめ

再婚相手に求める条件は、人それぞれ異なりますが、実際再婚した私の経験から絶対に外せないのは、次の3つでした。

  • 経済的に堅実に生活していける人かどうか
  • 家族や子どもとの同居や経済的な問題が解決されているか
  • お互いの経済感覚や生活感覚が合うかどうか

末永く幸せになれる素敵な再婚相手を見つけるためには、綺麗事だけではなく、現実的な条件や問題と逃げることなくしっかり向き合うのが大事だと考えます。

マリッシュ

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