再婚できる人とできない人の違いは何?再婚できる人の3つの特徴
離婚を経験すると、もう二度と結婚生活はこりごり!
そんなふうに思い、幸せな独身生活を続ける人もいれば、再婚して幸せな家庭を築く方もいらっしゃいます。
どちらの生き方を選ぶのかは、もちろんそれぞれの自由です。
とはいえ、幸せな独身生活は自分の決断で実現可能ですが、再婚を希望する場合は相手に恵まれないといけません。
「再婚する」と決断しても、トントン拍子に再婚できる人と、長く再婚活動を続けても、なかなか再婚相手に出会えない人がいるのが厳しい現実です。
この記事では、再婚できる人の特徴として、特に重要だと考える特徴を3つご紹介します。
前の結婚を反省して今後に生かそうとする前向きな姿勢の人
離婚の原因には、性格の不一致等双方の相性が原因である事もありますが、浮気やDVなど、どちらか一方に非がある場合が多いです。
被害者の側は、どうしても「相手が一方的に悪い」と思いがちですが、そのような酷いことをする相手を選んだのは、(誰かに強要されて結婚したのでなければ)自分自身です。
前の結婚生活がどのような生活であれ、そこから目を逸らさず、客観的に分析して理解しようとすることで、前の失敗を今後の再婚に前向きに活かしていくことができます。
私の今の夫は再婚で、共働きの多忙な生活のすれ違いから前妻が浮気をし、離婚したとのことです。
しかし夫は「確かに仕事ばかりし過ぎた。今度は家庭も意識して守っていく覚悟をしている」とだけ言い、それ以外の言い訳はしませんでした。
そして再婚を決めるまでの期間、何度も私と話し合い、結婚後のお互いの仕事をどう続けていくかや、家事の分担など、二度と同じ失敗を繰り返さないよう、できる限りの対処をしてくれているのを感じました。
このように、前の結婚の失敗を卑屈にならずに、前向きに捉えることができると、話をしても潔いと好感が持てるので、一緒に幸せな再婚生活を送れる相手と出会いやすくなると思います。
相手の価値観を柔軟に受け入れることができる人
離婚の原因で一番多いのが、実は性格の不一致です。
恋愛時代は良くても、いざ一緒に生活するとなると、相手の生活習慣や価値観、経済感覚が気になったり、受け入れ難かったりする人は多いものです。
しかし、自分と全く同じ価値観の他人は、まずいません。
相手と自分の価値観や性格の違いをお互いに歩み寄って、「ここはまあいいか」とか「相手に合わせるか」と柔軟に受け入れることができると、再婚後、上手に結婚生活を営んでいくことができます。
勿論、浮気をしないとか、無断で借金をしないなど、日常生活で譲れないルールを妥協しないことは大切です。
しかしお小遣いの範囲であれば相手の趣味を容認したり、相手のちょっと頑固なところを上手に利用して、家庭円満のために活かすなど、ほんの少し視点を変えるだけで、意外と上手く再婚生活をやっていくことができるものです。
前の相手に未練が無く完全に吹っ切れている人
再婚同士でどうしても気になるのが、お互いの前の相手です。
前の相手とは盛大な結婚式をしているのに、私とは入籍だけだったとか、前の人の写真をまだ持っているのが気に入らないなど、前の相手の存在は、新しい相手との再婚生活のトラブルの火種になることが度々あります。
再婚できる人は、そんな前の相手に全く未練が無く、完全に吹っ切れている場合が多いです。
例えばある男性は、前妻とは実家の事情で離婚した人でしたが、前妻を悪く言うことも、褒めることも無く、ただ事実を淡々と冷静に受け止めている様子でした。
前妻との間に子どもがいましたが、子どもは子ども、前妻は過去のことと、しっかり割り切っていたことから、再婚活動を始めて1年も経たないうちに素敵な相手と再婚し、子どもや前妻との関係で今の妻とトラブルを起こすことも無く、幸せに暮らしています。
このように、前の相手を完全に過去の人として受け止め、吹っ切れていると、再婚後に前の相手がらみのトラブルが起きることも少なく、円満な再婚生活を送っていくことができます。
まとめ
幸せな再婚できる人の特徴は、初婚で結婚して幸せになる人の特徴と一致する部分もたくさんありますが、とにかく過去も自分もこれから出会う再婚相手に対しても、真摯に向き合うことができることが一番大切です。
前に結婚を失敗していると、どうしても安定した条件を求めて、相手の職業などに目が行く人が多いですが、やはり一番大切なのは自己紹介の書類だけでは分からない、相手の性格や再婚に対する考え方だと思います。
自分を大切にする人は他人も大切にすることができる、と言われているように、過去を乗り越えて、自分とこれから出会う新しいパートナーを大切にできる人になれるよう、日々自分を磨いていきましょう。